Dear My Angel

しかし…そんな気持ちと同時に、テツはカスミに惹かれ始めている事にも気付いていた…。




『彼女がずっといてくれてたら…』





――それがテツの本音…。




カスミはいつも笑顔…。



その笑顔はテツには最高のクスリで、最高の癒しにもなっていた。



しかし時々、カスミが遠い何かを思ってるのか、哀しい目をする時がある…。




テツはそのたびに、
『カスミがふといなくなってしまうのでは…』






不安な気持ちに、胸がキツく締め付けられる…。