Dear My Angel
「ありがとう…香澄。あなたに一番祝ってもらいたかった…」



「恵ちゃん…泣くなよ〜」




「だって…嬉しいんだもん。すごく…」


しばらく二人は沈黙が続いた。



そして、カスミが静かに話し始めた…。



「恵ちゃん…やっぱりテツは、幸せじゃないの…?」



「…正直、幸せじゃないね。香澄の事が、ずっと忘れられないみたい…。最近は特に…綾女さんと話した後から元気がないんだよね……」
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