Dear My Angel
カスミは優しい笑顔で言った。







「うん。あと…ひとつだけ残ってるかなぁ……」




「ひとつ…だけ…?」




カスミはテツの手をにぎりしめた…。



「テツ…!行こうっ!!」





カスミはテツの手を引き、外に飛び出し、走り出した。




「ちょっ…カスミっ!?」



テツの言葉を聞かずに、カスミはただただ無言で走り出すのだった…。
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