Dear My Angel
カスミを優しく抱きしめながら、頭を軽く撫でた。


「…テツ?」





「もし僕が…君の立場なら、同じ事を言ったんだろうな…『僕の事は忘れて、他のヤツと幸せになれよ!』って…」




「………」



「僕たちは似た者同士かもしれない。…君が僕の立場なら…どうする?」




「私なら…?私なら、きっと……ふふっ。テツと同じ事するわね……」





「なら、僕の気持ち…わかってくれるかい?」
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