Dear My Angel
――何時間経ったんだろう………。




3人は落ち着いてきた。




聖斗が静かに口を開いた。




「…テツ、そういえば…言いそびれてたんだけどさぁ…俺たち…」




「…知ってる。カスミから…聞いたよ。…遅くなったけど、おめでとうな…」



「ありがとう…テツくん。テツくんは、カスミと話せた?」






「…ん。…でも…最後まで、カスミに言えなかった…」
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