Dear My Angel
夜、テツは聖斗と近くの大衆居酒屋で待ち合わせた。



「テツっ!!こっち!!」


聖斗は先に着いていた。

しかし、横には誰もいなかった…。


「あれ…!?恵子ちゃんは?連れて来なかったのか?」




「ああ。あいつは後から来る…なんか香澄ちゃんと話したいからって…」


「…そうか。じゃあ先に飲もう!」



テツは、香澄と恵子の話をだいたい察していた…。



『きっと恵子も香澄の気持ちに気付いて苦しんだんだろう……』
< 47 / 320 >

この作品をシェア

pagetop