Dear My Angel
テツは、はしゃぐ香澄を見て、素直に愛らしく思えた。


街中に出た二人は、とりあえず歩きながら考える事にした…。


「やっぱ寒いねぇ〜。」


香澄は手に息を吹きかけながら言う…。


「どうして、手袋してこなかったかなぁ…」


テツは自然と香澄の手を優しく握った…。

「…これなら、少しはいいんじゃない…?」


「…うん。ありがとう」


少し照れながら、香澄は答えた…。
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