Dear My Angel

ニヤニヤした聖斗はビールを一口飲み、


「テツも素直になれ〜。らしくない…。お前さんの心の中は、誰が一番に浮かぶんだよ…？」




ふと、考えてみた…。



『……香澄ちゃんだ…』

テツは、冷静を装って言った。



「どうしていいか…わからんよ。このままでもいいしさ……」



「そこが、お子ちゃまだっつぅの…だからいい人で終わっちゃうんだって…」



「彼女がいるからって、大人ふるなよ…」