Dear My Angel
「香澄が今一番会いたい人……今日はそれをお届けにきました♪」




「…そんなの、恵ちゃんに解るわけ…ないじゃん」


ニッコリ笑って、恵子は答えた。



「私と香澄の仲なんだから…わかるに決まってるじゃない」



「色ボケの恵ちゃんにわかるわけないじゃん…」


「色ボケって…ほら、こっちに…」


恵子はテツの手をドアの方に引き寄せた…。

香澄は驚いてしまった。
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