Dear My Angel
香澄はテツの隣に腰掛けた…。




――沈黙が続く……。




「どうして…来たの?」

突然、香澄の口が開いた。

「えっ……!?」


テツは、軽く驚いた。



「気になったから…君が……」



「メールしてくれれば、いいじゃん…」



「夢中で…メールをするの忘れてた…」



「なにそれ〜。有り得ないよ〜」



「香澄ちゃんはどうして…泣いたの…?」

テツは、真剣な眼差しで聞く。


「…えっ…」
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