ただ今、政略結婚中!
「っあ……や……」


「最初は痛いんだ。少し我慢すればよくなる」


彼のモノが入ったまま、荒々しく唇を重ねられる。


舌を絡ませながら、何度も角度を変えるキスをしながら彼が律動し始めた。


少しずつ、私の痛みを確かめるように。


「んっ……あぁん……」


「亜希の中は気持ちが良すぎる。締めつけすぎだ」


隼人さんの堪えるようにささやく声は微かに掠れていた。


ゆっくりとした律動に、だんだんと痛みが和らぎ、逆に再びジンジンとしびれた感覚が襲ってくる。


「っ……ああん……」


更に快感に襲われて息が上がり、甘い声が漏れる。


「亜希……愛している……」


「私……も……あ!……」


「くっ……」


隼人さんから苦しげな声が漏れると、強烈な何かが私の身体の中を貫いていった。


「ああぁっ……!」


< 319 / 566 >

この作品をシェア

pagetop