ただ今、政略結婚中!
「今すぐ食べさせろよ」


いつの間にかバスローブの紐の結び目が外されていた。


「ダ、ダメ……クルーズに……」


「明日でもいいだろう?」


乳房を大きな手で包み込まれて、たちまち頂がつんと反応してしまう。


「っ……あ……」


「亜希の身体も食べられたいって言っている」


更に頂を指で摘ままれると、立っているのが辛くなる。


「や……ぁ……そ、そんなこと言って……あぁん……ない……」


「俺とクルーズ、どちらがいいんだ?」


顔が落ちてきて唇が触れ合う数ミリの所で隼人さんは止める。


キスして欲しい……。


吐息が混ざり合うほど近いのに……。


このまま隼人さんに抱かれて何もかも忘れたい。


隼人さんは私の口から自分だと言わせたいのか、キスしてくれない。


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