ただ今、政略結婚中!
「そうだわ!亜希さん。隼人さんから航空便が届いていたんだったわ」
義母が家族写真などが置かれている暖炉の上の小包を持ってきて渡してくれる。
「隼人さんから……?」
箱は30センチ四方の四角い箱で重さはそれほど重くない。
メールも手紙もなしで、いきなり小包?
正直、箱を開けるのは怖い気がした。
皆さんのいるところで開けてしまっても良いものか……。
あの日のことを思いだすと、箱の中身は好意的な物ではないように思える。
「お食事の前に開けてみたらいかが?」
じっと小包を見ている私に、義母が興味津々な顔で小包を開けるように言う。
「ぇ……でも、お食事が終わってからでも……」
中身が想像できないから、ひとりで見たかった。
「あら、そんなこと言わないで、早く開けて?裕美さんも見てみたいわよね?」
隣に座る裕美さんに同意を求める。
義母が家族写真などが置かれている暖炉の上の小包を持ってきて渡してくれる。
「隼人さんから……?」
箱は30センチ四方の四角い箱で重さはそれほど重くない。
メールも手紙もなしで、いきなり小包?
正直、箱を開けるのは怖い気がした。
皆さんのいるところで開けてしまっても良いものか……。
あの日のことを思いだすと、箱の中身は好意的な物ではないように思える。
「お食事の前に開けてみたらいかが?」
じっと小包を見ている私に、義母が興味津々な顔で小包を開けるように言う。
「ぇ……でも、お食事が終わってからでも……」
中身が想像できないから、ひとりで見たかった。
「あら、そんなこと言わないで、早く開けて?裕美さんも見てみたいわよね?」
隣に座る裕美さんに同意を求める。