記憶の桜 -栄枯幻世-



「本当に知らないの?私はあまり気が長くない…。吐くならさっさと吐いた方が良いよ」



そう言うと、更に刀を首に押し付けた。



皮膚が切れ、そこから血が伝う。



「本当だ!信じてくれ!」



どうやら、本当に知らないらしい。なら、こいつにはもう用は無いな。





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