記憶の桜 -栄枯幻世-


新選組にいられる…。




それが嬉しくて、涙が溢れて来た。




「泣くなよ、涼。嬉しいなら、笑えよ」




最前列に座っていた原田さんは立ち上がり、頭を撫でてくれる。




「皆さん、ありがとうございます」




私は自然と顔が緩んだ。




「「「「…っ!?」」」」




何故か、幹部含め隊士達の顔が赤くなる。







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