記憶の桜 -栄枯幻世-



青年は私が起きているのを確認すると、廊下に顔を出した。



「土方さん、起きましたよ~!」



声、うるさっ…。



昨晩ぶつけた頭に彼の声が響く。



しばらくすると、2人の男が入って来た。



1人は昨晩、青年といた男で、もう1人は分からなかった。




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