~My everything~
「結構さ、お似合いってか、
仲良いよね。みずしーともっちー」

「ね。あたしも思った。
あの二人なら絶対うまく行きそうなのにね」

「…みずしーがねぇ…」

「そこだよね」



ガラッ



「席つけー、HRはじめるぞー」



千鶴と話していたら、
ガチャピンが入ってきたので
会話をやめた。




* * * * *



「えー、ココをxに代入してー…」



あー。眠たーい。
丁度3時間目の数学の時間。

春だからか、数学だからか…

とてつもなく眠い。
あー。ポカポカして気持ちいい…



「はい、今日はここまで。P11は宿題なー。
起立、気をつけー、礼」

『ありがとーございました』



あ、終わった。
けど眠たい。超眠い。
次は…国語か。
う~ん…。保健室で寝よう。
決まり。



「千鶴ー、ごめんけど、
保健室で寝てくるね」

「どーせ昼寝でしょー?
ちゃんと帰ってきてよ~」

「はーい…、よろしく」



千鶴が居て良かった。
うとうとしながら保健室へ向かった。



「失礼します」



…また誰もいないし。
あたし保健室の先生の顔
まだ一回も見てないよ。

ま、いーや。

寝よう。


窓側のベットを使うことして、
ベットに入ると、すぐ眠りについた。




* * * * *



ガラッ



「ん…」



誰かが入ってくる音で目が冷めた。
…今何時だろう?
まだ4時間目くらいかな?

そろそろ教室に戻ろう…。
上靴を履いてベットのカーテンを開けると
そこに亮さんがいた。

そして、バッチリ目まで合ってしまった。
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