カナリア鳴く空
「もうホント、信じらんない!
せっかく人が店予約して、ウエイターの子1人つかまえて打ち合わせした結果がこれなんて!」
何がおかしいのか、朝香はゲラゲラ笑い続けている。
ウエイター?
…ああ、そうか。
やっとわかった。
さっきここまで案内してくれたウエイターの彼は、優衣の卒業式に見た彼だったのだ。
親しそうに、朝香と腕を組んでいた。
てっきり浮気相手だと疑っていた。
「仕事終わって夜遅くまで打ち合わせしてたのがバカみたいなんだけどー!」
ダダをこねるように言った朝香に、私はもう何も言えなかった。
せっかく人が店予約して、ウエイターの子1人つかまえて打ち合わせした結果がこれなんて!」
何がおかしいのか、朝香はゲラゲラ笑い続けている。
ウエイター?
…ああ、そうか。
やっとわかった。
さっきここまで案内してくれたウエイターの彼は、優衣の卒業式に見た彼だったのだ。
親しそうに、朝香と腕を組んでいた。
てっきり浮気相手だと疑っていた。
「仕事終わって夜遅くまで打ち合わせしてたのがバカみたいなんだけどー!」
ダダをこねるように言った朝香に、私はもう何も言えなかった。