カナリア鳴く空
風景から人物まで、種類はいろいろである。
「すごいね」
眺めた後、私は優衣にスケッチブックを返した。
「ありがとうございます」
優衣は満足そうに微笑んだ。
「小さい頃から描いてたの?」
私の質問に、
「はい」
優衣は首を縦に振ってうなずいた。
「そっか、それはすごいね。
コンクール入賞も、ダテじゃないくらい。
今すぐ画家になったって…」
優衣がスケッチブックで顔を隠していることに気づいた。
どうやら、私は言い過ぎたらしい。
彼女が恥ずかしがるのも、仕方ない。
「すごいね」
眺めた後、私は優衣にスケッチブックを返した。
「ありがとうございます」
優衣は満足そうに微笑んだ。
「小さい頃から描いてたの?」
私の質問に、
「はい」
優衣は首を縦に振ってうなずいた。
「そっか、それはすごいね。
コンクール入賞も、ダテじゃないくらい。
今すぐ画家になったって…」
優衣がスケッチブックで顔を隠していることに気づいた。
どうやら、私は言い過ぎたらしい。
彼女が恥ずかしがるのも、仕方ない。