学年トップ×学年最下位
壱子の言葉に、一瞬思考が止まった
今、言ったよね?
俺を好きって…
「ふざけんじゃないわよっ!」
「きゃっ…っぅ」
思考が止まってしまい、一瞬目を離した隙に、それは起こった
知らない女子が、壱子を突き飛ばした
そして、壱子はゴミ捨て場に倒れ込んだ
しかも、運の悪いことに不燃物置き場の所に…
そこに倒れ込んだ壱子の肌は、ガラスや鉄屑によって傷付き、赤い血を流した
それを見たら流石に、我慢出来なくなった
俺は静かに二人に近づいて行った