学年トップ×学年最下位
俺が無言で聞いてると、壱子は謝罪を続けた
「勉強を見てもらってた立場なのに、すごく恩知らずなことを…ごめんなさい、ごめんなさい…」
どうしよう…
壱子の謝罪が止まらない…
そろそろ、ストップをかけたいんだけど…
「あのさ、壱子」
「何?土下座したほうがい?」
「いや、しなくていいから。足首捻挫してんのに、何言ってるんだよ」
壱子が、本気で土下座しようとしたので、直ぐ様止める
「俺、怒ってないから。とりあえず、落ち着け」
「…うん」
俺の言葉を聞いて落ち着いた壱子
その隙に手当てをすべて終わらせる
そして、壱子の隣に座り話を再開させた