レッスン ~甘い恋の手ほどき~
その日のうちに、私は彼の部屋にいた。
どうして、そうなってしまったのか。
とにかく彼は、その仕事ぶりと同じように、完璧で、私が断る隙なんてなかったんだ。
いや、きっとそれは言い訳だ。
他の皆のように、早く「女」にならなければと焦っていたのが、きっと本音。
男の人を拒否しつつ、どこかで求めていた私。
震えるほどの緊張が私を襲う。
でも、やっぱり目の前の彼は素敵で、彼がシャツを脱いだ時、思わず目を奪われてしまった。