レッスン ~甘い恋の手ほどき~
そのまま舌を首筋に這わせて、カットソーの下から冷たい手が入ってきた。
あまりの展開の速さに、少しも頭がついていかない。
私は、何を……。
このまま、彼に抱かれても?
「やっ、あのっ」
言わなくちゃ。
「今更、嫌だなんて言わないよね?」
私の言葉なんてまるで聞かなかったように、その手はブラのホックをパチンと外す。
その、慣れた手つきに少し驚きつつ、何とか自分を冷静に保とうともがいてみる。