わたしがあなたの姫だから
先生に怒られた日、心細い日。
その日、私は先生に怒られた。
激しくしかられ、あげく反省文を書かされた。
自分に腹が立ち、そして情けなかった。
1時間は泣いた。やっと落ち着いた時、
『家に先生から連絡しようか?』
担任から言われたが、学校からそんな電話がかかってこようなら、
私のごはんはない。
『いえ、いいです。自分でいいますから。』
そう告げた私は帰宅した。