SCHUTZENGEL ~守護天使~
「えっ!?」
その内容に驚き慌ててテレビをつけた。
「うそだろ」
速報を流すチャンネルを変えていき、ニュースに切り替えて放送している局で止める。
「デイ、戦争が始まった」
もちろん日本ではなく別の国での事だ。
今までの小競り合いや内戦が続いていた国同士が互いに全面的な戦争を始めた。
それぞれが敵国だと攻撃し合い、映される映像はかつての戦争を彷彿とさせる。
しかし、これは過去の記録映像じゃない。
鮮明に映し出されている争いはいま、現実に起こっているものだ。
自分の今の状況よりも実感が湧いてくる。
テレビから流れ続ける映像に喉が渇き、息苦しさで自分の胸ぐらを掴んだ。
「なんとかならないのか? デイの力なら──」
何かにすがりたくて、つい口にした。
その内容に驚き慌ててテレビをつけた。
「うそだろ」
速報を流すチャンネルを変えていき、ニュースに切り替えて放送している局で止める。
「デイ、戦争が始まった」
もちろん日本ではなく別の国での事だ。
今までの小競り合いや内戦が続いていた国同士が互いに全面的な戦争を始めた。
それぞれが敵国だと攻撃し合い、映される映像はかつての戦争を彷彿とさせる。
しかし、これは過去の記録映像じゃない。
鮮明に映し出されている争いはいま、現実に起こっているものだ。
自分の今の状況よりも実感が湧いてくる。
テレビから流れ続ける映像に喉が渇き、息苦しさで自分の胸ぐらを掴んだ。
「なんとかならないのか? デイの力なら──」
何かにすがりたくて、つい口にした。