SCHUTZENGEL ~守護天使~
◆第二章~隠される想い
*時間という名の敵
仕事を休んだ勇介は、デイトリアとの会話を楽しんでいた。
もちろんエルミについて質問しているからであって、デイトリアはノートパソコンに向かいながら勇介の質問に答えていた。
「あの」
「ん?」
「その、迷惑かな」
こちらを向かず作業を続けているデイトリアに気まずくなる。
「迷惑などと思ってはいない」
「だって、なんか俺ばっかりしゃべってる気がする」
「質問ばかりしているの間違いだろう? よほど彼女の事が好きとみえる」
「う──」
エルミのことばかり質問している事にデイトリアも気がついていた。
これはとても失礼なのでは。
もちろんエルミについて質問しているからであって、デイトリアはノートパソコンに向かいながら勇介の質問に答えていた。
「あの」
「ん?」
「その、迷惑かな」
こちらを向かず作業を続けているデイトリアに気まずくなる。
「迷惑などと思ってはいない」
「だって、なんか俺ばっかりしゃべってる気がする」
「質問ばかりしているの間違いだろう? よほど彼女の事が好きとみえる」
「う──」
エルミのことばかり質問している事にデイトリアも気がついていた。
これはとても失礼なのでは。