浅葱色の羽織と共に……─時を越えた誠の愛─沖田総司ver
「……」
「あの」
しばらくの沈黙の後、あいが口を開いた。
「どうしますか?近藤さん、芹沢さん、新見さん」
「斉藤……。どうするべきか。この時代の人間なら決めれるんだが」
「近藤さん。まさか、この子の話信じるつもりじゃねーだろうな?」
「しかしな、トシ。この子は嘘は言っていないだろうし……」
「嘘を言っていなければ何でも信じるのか?アンタは」
「殺しちゃいましょうよ。口封じさせるにはそれが一番じゃないですか」
「総司。女子にそんなこと言うものではない」
「やだなあ。一くん、冗談なんだけど」
「……あの。私の話、聞いてくれませんか?」
「ああ。頼む」
あいはタイムスリップする前のことを話始めた。
「なるほどな。で、その刀ってのは?」
そういえば、あの骨董屋で買った刀が見当たらない。
脇にかけてあるわけでも身体の何処にあるわけでもなかった。
「あの」
しばらくの沈黙の後、あいが口を開いた。
「どうしますか?近藤さん、芹沢さん、新見さん」
「斉藤……。どうするべきか。この時代の人間なら決めれるんだが」
「近藤さん。まさか、この子の話信じるつもりじゃねーだろうな?」
「しかしな、トシ。この子は嘘は言っていないだろうし……」
「嘘を言っていなければ何でも信じるのか?アンタは」
「殺しちゃいましょうよ。口封じさせるにはそれが一番じゃないですか」
「総司。女子にそんなこと言うものではない」
「やだなあ。一くん、冗談なんだけど」
「……あの。私の話、聞いてくれませんか?」
「ああ。頼む」
あいはタイムスリップする前のことを話始めた。
「なるほどな。で、その刀ってのは?」
そういえば、あの骨董屋で買った刀が見当たらない。
脇にかけてあるわけでも身体の何処にあるわけでもなかった。