浅葱色の羽織と共に……─時を越えた誠の愛─沖田総司ver
次の日。
目が覚め、扉の向こうに人の気配を感じ、声をかけると藤堂さんがいた。
「あ、藤堂さん」
「もうすぐ朝餉だけど、お前も手伝ってもらうから」
「はい」
「それと」
「何ですか?」
「その藤堂さんって言うのやめてくれねぇか。みんな、平助って呼ぶし、慣れねえからさ」
「じゃあ……平助くんでもいいですか?」
「そうそう、それでいいよ。敬語なんかもいいし。なあ、あい」
「う、うん!平助くん、よろしくね」
幹部だけど若いということもあって親しみを感じていた。
そして、平助くんと仲の良い永倉新八と原田佐之助とも仲良くなれた気がしていた。
目が覚め、扉の向こうに人の気配を感じ、声をかけると藤堂さんがいた。
「あ、藤堂さん」
「もうすぐ朝餉だけど、お前も手伝ってもらうから」
「はい」
「それと」
「何ですか?」
「その藤堂さんって言うのやめてくれねぇか。みんな、平助って呼ぶし、慣れねえからさ」
「じゃあ……平助くんでもいいですか?」
「そうそう、それでいいよ。敬語なんかもいいし。なあ、あい」
「う、うん!平助くん、よろしくね」
幹部だけど若いということもあって親しみを感じていた。
そして、平助くんと仲の良い永倉新八と原田佐之助とも仲良くなれた気がしていた。