副会長の秘密




階段を全速力でおりる。



「はあはあ………っ」



どこ行ったかなー……。



辺りを見渡すけど、彼女らしき姿は見えない。



…うーん、もう少し…下だったか…?



「下まで行ってみるか……」



また、俺は階段を下りろうとしたとき



「…………あ…あの」



俺のすぐ後ろから、小さな声が聞こえた。


振り向くとそこには、彼女がいて、


目はパッチリで、ベビーフェイスな顔の彼女。走ってきたのか頬が少し赤く染まっている。

身長は155くらいで、肩に付くぐらいの髪がふんわりと跳ねて、呼吸するたびに小刻みに肩が揺れているが見える。



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