☆お姫様と王子様☆-幼なじみは甘くジレッタイ-
「じゃあ喫茶店に一緒にいたのはその女の人なの?」

「見られてたんだね…。
うん。そうだよ。」

「でも電話もメール何で無視したでしょ?何で?」

「僕自信が中途半端になるから。麗ちゃんの声を聞くと…麗ちゃんのメールを読むと…全部を投げ捨てちゃいたくなるから…」

「そっか…」

「うん。麗ちゃん。好きだよ。」

うん。うん。うん。

「あたしも好き。大好きだよ。」

「え?僕の今の話聞いてた?」

「聞いてたよ。だけどね…今までの伯人の過去は関係ないよ。
だってあたしが知ってる伯人は汚くもないし最低でもない。
むしろ綺麗で最高だよっ!!
あたしの好きな大好きな伯人は綺麗で最高の男だよ。」

「麗ちゃん…」

伯人の綺麗な瞳から雫が一粒流れた。

そして
あたしの瞳からも雫が一粒二粒と流れていった。



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