初恋LOVER


手と手を、取り合うあたしたちを見ながら、先輩は呆れた様に呟いた。


「結婚するんじゃないんだからさ…」



そんな先輩の言葉も耳に入らず、


あたしと優花ちゃんは、しばらく友情の余韻に、浸っていたのだった。




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