初恋LOVER


確かに、すっかり薄暗くなってはきたけど…。



「この間も、誰か襲われたんだろ?」


「えっ!?うそ!?本当ですか?」



それは、怖いかも…。



チラッと先輩を見ると、ちょっとだけ、得意げな顔をされた。



「それでも、一人がいいって言うんなら、オレは諦めるけど?」



う、う~。



「や、やっぱり、お願いします」



悔しいけど、龍之介先輩に負けたって感じ。



そんなあたしに、先輩はニヤって笑った。




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