初恋LOVER


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「美羽、今日ありがとな」



「いいえ…」



「やっぱり、お前に頼んで良かった。優花も楽しそうだったし」



あたしって、先輩の好きな人の話し相手に選ばれたんだ。



別にいいじゃん。



毎日ヒマだし。


優花ちゃんはいい子だし…。



だけど、なぜだか、あたしのテンションは上がらない。




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