くれいじーらぶ◆ヴァンパイア少女に詰め寄る貧血少年


朝、教室に入った時点では、上手く出来たお弁当にウキウキドキドキだったあたし。

それが机の横にかけてたお弁当箱の入った袋は、徐々に異臭を放ち始め……


「……ねぇ。なんか臭くない?」

「この匂い、どこから……?」



クラスメートがヒソヒソ私の方見て言い出した時にはサーっと血の気が引く音が聞こえたわ。


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