限定彼氏
【夢said】

着替え完了――。

「ゆめぇ!スパゲティできたよー」

「あーい」

祈に呼ばれてルンルン気分でリビングへGO。

~ほわ~ん~

んわっ、いい匂い!!クリームスパァ!ユメダイスキっ!

「いい匂~い」

「早く食べろよ」

「わーってるよ」

なんかさぁ・・・最近思うんだけどね?ユメより祈のほうが、お姉ちゃんっぽくない?

イノは小5、ユメと3歳違い・・・。ユメがお姉ちゃんであってると思うんだけど・・・。

身長が・・・もぉ抜かされる・・・・・・。

イノのほうが体重軽いから、ずばりイノのほうがスタイルいい・・・。

足長いんだョこいつ(ー"ー)

いいもん。親にまで、「短、豚、鈍~」って言われるほどだから・・・。

短=短足 豚=豚足・・・ユメ豚ぢゃないけどね・・・。 鈍=鈍足って意味で、言われたんだョね・・・。

だからもぉいいし。デブ承知だからね。

「ごちそーさま」

ルンルン気分はどこへやら・・・一気にムカムカ気分に・・・。

「ゆーめー」

愛ちゃんが呼んでます・・・私を。短、豚、鈍の作成者だよ・・・まったく。

「なーにー?」

こっちは、急いでるんですが・・・・・・?

「洗面所来てってば」

怖いので今すぐ行きますっ!!

つか、何のようなわけ・・・?
< 15 / 19 >

この作品をシェア

pagetop