限定彼氏

【夢said】

洗面所にいたまま(愛ちゃん)は、初めて見る(ユメが)スプレーを持っていた。

「・・・何だ?」

「スプレー♪」

いや・・・それは、わかってるんすけどね?

そのスプレーを・・・あー・・・分かったかもしんねー。

「頭?」

―――ッシュー!

「ゲホッ!うっ・・・ッゲ」

喉の、喉の中の気管に・・・・・・In・・・。

「いい匂いっしょ~」

「ぞーだね」

「声がw・・・」

「ママの所為ぢゃンか!!!」

「直った」

「あ・・・ぢゃ、いくね」

「うん。行ってらっしゃい」

「いってきやーす」

どーしよっかな・・・ブーツもいいけど、くさいしねw

ハイカット・・・かなぁ・・・。

「底厚」

底厚、底厚・・・。

「それが1番似合うよ」

「どーもw」

ママは、昔デザイナーを目指したんだって、だからデザインのセンスはいいよ。

「ぢゃ」

ガチャ。

「いってらっしゃーい」

×4・・・。家族全員がユメを送り出してくれた・・・。

さすが家族。

綺麗にハモりましたっ!!

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