放課後の小さな秘密。



数日後。

やっと高校生活にも
少しは慣れてきて俺は廊下を
ぶらぶら歩いていた。



いや、正確に言うと
呼び出されてその帰り…。


もちろん告白。

それで断った―――。



どいつもこいつも
一目惚れだとか好きだとか
ほんと嫌になる。



そう思っていた時だ。


1人の女の子が立っていて
一瞬…微笑まれた。



――――誰だ?



でも黒いミディアムの髪に
透き通る肌。


可愛いな…って

自然に思っていた。





< 56 / 62 >

この作品をシェア

pagetop