I wanna be your only lover
敦さんと過ごす日々は、初めてのことばかりだった。
敦さんは少年マンガをこよなく愛していて、
オススメのマンガをこれでもかと教えてくれる。
そしてそれらは全部私の未読作品ばっかり。
私もマンガ好きとは言え、少年マンガは読んでいないものが割と多いと気付かされる。
「えー!これも読んでないの?これも?これもなの!?…いいなあ〜、この展開を今から体験できるとか、美生ちゃん幸せ者だよ!」
目を輝かせて話す敦さんは、年上に見えなくて可愛い。
敦さんのアパートはマンガで溢れていて、
私が面白かったとほくほく顔で感想を話すと、
本当に嬉しそうで、頭を撫でてくれる仕草がとても好きだと思った。
ーーーそう、好きになれた。
こんなに穏やかな恋愛は初めてだった。
自覚したこの気持ちを、
敦さんに伝えたい、そう思った。
敦さんは少年マンガをこよなく愛していて、
オススメのマンガをこれでもかと教えてくれる。
そしてそれらは全部私の未読作品ばっかり。
私もマンガ好きとは言え、少年マンガは読んでいないものが割と多いと気付かされる。
「えー!これも読んでないの?これも?これもなの!?…いいなあ〜、この展開を今から体験できるとか、美生ちゃん幸せ者だよ!」
目を輝かせて話す敦さんは、年上に見えなくて可愛い。
敦さんのアパートはマンガで溢れていて、
私が面白かったとほくほく顔で感想を話すと、
本当に嬉しそうで、頭を撫でてくれる仕草がとても好きだと思った。
ーーーそう、好きになれた。
こんなに穏やかな恋愛は初めてだった。
自覚したこの気持ちを、
敦さんに伝えたい、そう思った。