あ
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大好きな親と名前を侮辱された幼い私は、
それ以来、だれかが私のことを良く言ってくれても、
お世辞としかとらえられなくなってしまった……
そして、絶対に誰かに嫌われている。という恐怖が、
頭から離れなくなってしまった。
そう、
それもこれも、すべてはアイツのせい。
純粋無垢な愛らしい私を、
どん底に突き落とした…
アノ男との、
お世辞でも運命的とは言えない出会いをしてしまったからである。