【短編】本当の私の「好き」が届くまで。
私は……海斗を元気に見送るのが私の役目だから。
ココで。私の家の前で。
「……海斗、じゃあね。」
「……あぁ、じゃあな。」
海斗に、最後の別れを告げて家の中に入ろうとしたとき。
「なぁ…実菜美……。」
ココで。私の家の前で。
「……海斗、じゃあね。」
「……あぁ、じゃあな。」
海斗に、最後の別れを告げて家の中に入ろうとしたとき。
「なぁ…実菜美……。」