【短編】本当の私の「好き」が届くまで。
「うっ…あぁ……」



私は決めたのに…!



言葉が詰まる。



「ごめん…なさいっ…!」



バンッ



急いで私は家に入った。







次の日…海斗が日本を離れるとき。



ずっと部屋の中にこもってた。



「実菜美ー!入るよー」



「お姉ちゃん…」



「お腹空かないの?はい、奈津美の大好きなミルクティーとフルーツケーキ。お腹空いてからでもイイから、食べてね。ケーキは私の手作りなんだよ…?」



「ありがとう…お姉ちゃん。」



…………



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