最強彼女はNo.1!?
前兆
〜♪〜♪
携帯から聞こえてくる音楽の音で目覚めたあたし。
あ、どもお久しぶりです、鈴瞳 萌架(すずとう ほうか)です☆
文化祭も終わって冬休みも何事もなく終わり無事進級しました!!
もちろんみんな進級できた、とのことです。
…そういえば携帯が鳴って目が覚めたのに携帯放置しっぱなしだったよ。
枕元に置いていた携帯を持ち上げてメールを確認する。
「んーっと、何々?『近々そっち行くからヨロシク☆』?」
あれ、そういえばこのアドレス登録してないから誰からのメールなのか分かんないんだけど…。
今度から教えてもらったらすぐに登録しなきゃなー…今回みたいに忘れて、誰だっけ?ってなるんだから。
どうしよ…誰か聞くべきかな?
悩んでるとかなり時間が経っていたらしくドアをノックされた音で今の時間に気づいた。
「萌架?起きてるか?」
ドア越しに充の声が聞こえて慌てて『誰?』という簡潔且つシンプルな問いのみを送り返した。
「うん、起きてる。でもまだ着替えてないから先に食べてて」
結局ずっと充の家でお世話になってるあたし。
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