最強彼女はNo.1!?
関心してる間に部屋に連れていかれた。
勿論、幹部とかじゃないと入れない部屋ね。
「…で?昨日何があったの?」
真面目な顔になって、学校では話さなかったことを聞いてくる。
いいね、笥箕の切り替えのよさ、好きだわ。
なんて思いながらも昨夜のことを思い出してつい眉間にシワが。
あたしも笥箕も予想してなかったことだけに、やっぱり一人で抱え込むにはキツイと思う。
だからこそ、笥箕に話そうとここに来たわけなんだけど。
「…………ってわけ」
昨夜の胡蝶の倉庫を出てからの一連の流れを話すと笥箕は思いっきり顔を歪めため息を一つ吐き出した。
ですよねー。その反応大正解だと思うよあたし。
この話聞いてのほほんとできるのはある意味大物だと思う。
ってゆーかどうしようもない脳天気さだよね。
「これはまた…厄介………」
額に手を当ててまたため息を吐き出した笥箕。
「まさかこんなにややこしくなるとか想像してなかった」
やれやれといった感じでソファーに寝転がる。
「「平和が恋しい…」」
同時に呟いた言葉は空に消えていった。
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