最強彼女はNo.1!?
次の日も、次の日も、またその次の日も、雰囲気は最悪なものだった。
そう、この最悪な雰囲気のせいで今年入学してきたごくわずかな女子生徒はみんな退学やら転校やらしてしまっていた。
もう呆れてため息すらでない。
ちなみに狼龍の一部と奏迩が対立してるがその狼龍の一部に充は入っていないらしい。
とゆうことはだ。
個人的に対立してると考えるのが妥当だろう。
奏迩はこんなにも対立してまで、あたしに固執するのは本当に昔のことだけなのだろうかと最近疑問を感じるようになってきた。
「いい加減、なんとかしたいよなー…この雰囲気」
昼休み、視聴覚室であたしはそんなことをぼやいた。
「たしかに。いくらなんでもひど過ぎる」
日当たりのよいところに寝転びながら答える笥箕。
こんなことになってから狼龍は統制をとることを忘れてるのか荒れてきている。
もう、ぐちゃぐちゃすぎる。
「誰かが決着つけないと終わんねぇんじゃねぇ?」
あたしの方に顔を向けてそう言ってきた。
「決着はあたしがつけるものじゃないよ」
今回はあたしが手をつけれない。
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