灰色の瞳~例えば異常者だとしたら~
今はまだ苦しいよな。
辛いな。
毎日悪夢にうなされている。
過呼吸は今でもゆらを
苦しめている。
その時俺は支えになれてる…?
苦しめてないかな…?
全てを一緒に共存したいんだ。
ゆらは共鳴してと言った。
何よりも嬉しかった。
救ってやるつもりが
救われたのは俺だったよ。
守ってやる。
だから心を委ねてくれ。
その唇に触れた時
確かな希望を感じた。
そんなことを言ったら、
ゆらは笑うかな。
だけどお前は知らなすぎる。
生きていなきゃ意味はない。
ちゃんと俺が証明するまで
信じて待っててくれよな。