運命〜五年越しの恋〜
第八章  ショック
ー12月






もうすぐクリスマスで
街のあちこちで賑やかに彩られている
イルミネーション。











そんな中


~授業後~




「おい、イシブキ!来い!!」


担任の先生から廊下に呼び出され
廊下に向かう。






いっつもニコヤカな先生は
私を見て涙ぐんだ。




「はい」


「お前、分かってるのか?バイト禁止だぞ!」


「・・・はい」


「じゃ、なんでした?」


「・・・」






答えられません・・・・・・


なんで?!


誘われたから・・・


禁止だと分かっていた・・・。


いつか言われる。
覚悟はしていた。
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