運命〜五年越しの恋〜
次の日ー




学校に行きたくなかった。


昨日のことが尾を引いていて、
苦しい・・・。


まだあきらめきれていない自分。




重い足を引きずって教室へ行こうと
階段を駆け上がる。







廊下には
同級生の顔・顔・顔・・・。


なんとなく
みんなの視線を感じる。


冷たい・・・冷たい視線を。






教室に入るのが嫌だなぁ・・・。


別のクラスならいいのに。
よりによって同じクラス。






あの視線は、
きっと噂が広まっている証拠
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