運命〜五年越しの恋〜
あの頃と同じように
教室に入ってみる・・・




教室はざわめいた。




私が入ると教室の隅っこからは
野次を飛ばすクラスメート。


「勇気あるじゃーん!!」


「やるねぇ~」


「出来るじゃーん」




なんて声。






その場には男女が入りこんでいて
中心にはヤナギノくん。


どこに行っても
人気者。




席に着いてから
そのクラスメート達を見ようと前を見た時・・・




ヤナギノくんと目が合い


2人は少しだけ見つめあった。




ドキッ、ドキッ。






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