運命〜五年越しの恋〜
私が泣いて


あの人は普通に去った。




大好きな・・・背中。
大きな背中。






ずっと見ていたけど
見えなくなった途端


涙は大粒に変わって
嗚咽を漏らして泣いた。






隣で背中をさすり
一緒に泣いてくれたユマ、直子ちゃん。











そのあと
いつもと変わりなくバイトへ向かった。




泣き腫らした目をして・・・。


みんなの前だというにも関わらず
号泣した。
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