少し背の高いカブトムシ
「ねえ、デートどこ行く?沙希はねえ…
遊園地もいいし、映画なんかもいいなあ。


そうだ!


新しくできたショッピングモールに行きたい!
一緒にいこうよお!」



沙希ちゃんは腕をからませ
胸の谷間を変態君に押し付けている。


「ぐへへ…そんな所よりももっといいところに
連れてってあげるよ。


大人のおもちゃってとこなんだけど…」


「おもちゃ?楽しそう!いこいこ!」


「僕愛用のテ○ガを買ったとこなんだけどね…」


「何それ?まあいいや。いこいこ!」



二人は腕を組んで去っていく。
その様子をただただ俺は見つめることしかできない。
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